切手買取店を覗くのが好きだった時代

小学校の頃に、切手収集が好きだったです。小学生だから、そんなに頻繁に切手を買うことも出来ないし、お小遣いやお年玉を貯めたお金で買うから高価な切手を買うことも出来ませんでした。家から歩いて30分ほどのところに有る切手買取店に行き、ショーウィンドに並んでいる切手を眺めるのが好きでした。たまに買う切手は、ワゴンの中にある傷ついて安くなった切手を買いました。シリーズ物の切手が好きで、東京オリンピックシリーズ切手や国立公園シリーズ切手、東海道53次シリーズ切手等を収集していました。ワゴンの中を漁っては、収集しているシリーズの切手が出ていないかと探していました。ある時、切手買取店の人が、切手の本をくれました。家に帰り、貰った本を眺めては、自分が持っている切手に印を付けていきました。そして、本の中から見付けた「月に雁」に憧れを持ちました。小学生には手の出せる金額ではなく、せめていつかこの切手を見たいと思いました。お店のショーウィンドには、並んでいなく今でもまだ見ることが出来ていません。